東工大ニュース
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東京工業大学学生支援センターは、9月27日に「2022秋 新入留学生歓迎レセプション」を開催しました。本イベントは、学生支援センター未来人材育成部門と本学の同窓会組織である一般社団法人蔵前工業会の共催による「未来人材応援プロジェクト」の一環であり、コロナ禍のなか来日した留学生たちを365体育投注、同窓会を含む「Team 東工大」の関係者が励まし、東工大での生活をスムーズに開始できるよう学生間の交流を促進する目的で行われました。
参加者は、2022年9月入学者をはじめ、コロナ禍で来日が遅れた2020年4月以降の入学者を含む計56名、中国、フィリピン、タイ、マレーシア、インドなど計15か国にのぼりました。
一方、迎える側として、MC（司会）の柳瀬梨紗子さん（環境?社会理工学院融合理工学系学士課程3年）をはじめ、学生団体の茶道部、剣道部、空手部、Taki Plaza Gardener（タキプラザ?ガーデナー：TPG）、東京工業大学留学生会（TISA）、国際交流学生会（SAGE）、留学促進団体（FLAP）のメンバー計19名の在学生が新入留学生を歓迎しました。
レセプションは、始めに学生支援センター長の岡村哲至教授が開会のあいさつをし、次に、蔵前工業会の井戸清人理事長がご自身の経験を踏まえた学生への励ましの言葉を述べました。前半では、日本文化紹介が行われました。
励ましの言葉を述べる井戸理事長
国際茶道協会の茶道教授川島宗博先生が茶道の動作の一つ一つを英語で丁寧に説明しました。
「お点前」
茶道部の奈良雅大さん（生命理工学院 生命理工学系 学士課程4年）
「客」
橋本龍徳さん（生命理工学院 学士課程1年）
池末遥香さん（環境?社会理工学院 融合理工学系 学士課程2年）
「実演サポート」
古賀亘さん（理学院 地球惑星科学系 学士課程2年）
「礼」を学ぶ参加者
茶道部の実演
東工大剣道部は活動内容や剣道の歴史や精神、ルールなどを紹介しました。
「解説（英語）」
侯知杭さん（環境?社会理工学院 融合理工学系 学士課程2年）
「実演」
遠藤輝さん（環境?社会理工学院 建築学系 学士課程2年）
箭内彩人さん（理学院 学士課程1年）
長野鉄平さん（環境?社会理工学院 学生課程1年）
剣道について説明を聞く参加者
剣道部の実演
東工大空手部の3人が空手の技を披露しました。
「解説（英語）」
小西廉也さん（工学院 機械系 学士課程2年）
「実演」
脇田直幸さん（環境?社会理工学院 融合理工学系 学士課程2年）
松本康太郎さん（工学院 機械系 学士課程3年）
空手の型を披露する脇田さん
空手部の実演
参加者が小グループに分かれて懇談した交流会には、東工大の4つの学生サークルのメンバーが参加し交流を深めるサポートをしました。グループトークのサポートをしたのは次のメンバーです。
TPG
アイナ?ソフィア?ビンディ?バクチアル?アフェンディ（Aina Sofea binti Bakhtiar Affendi）さん（工学院 学士課程1年）
アユーブ?イリアス（Ayoob Ilyas）さん（環境?社会理工学院 学士課程1年）
TISA
トッサポーン?ウィジャクマテー（Thossaporn Wijakmatee）さん（物質理工学院 応用科学系 博士後期課程1年）
ミカエル?ウィジャヤ（Mikael Wijaya）さん（環境?社会理工学院 学士課程1年）
SAGE
田島悠作さん（物質理工学院 応用化学系 学士課程3年）
中村健太郎さん（環境?社会理工学院 融合理工学系 学士課程2年）
FLAP
秋山拓海さん（物質理工学院 材料系 修士課程2年）
「留学生が日本の社会に馴染むにはどうしたらよいか」「東工大をもっと良くするにはどうしたらよいか」など学生からの12の質問に対して、益学長が気さくにかつ真面目に答えました。
学生の質問に答える益学長
最後に、学生支援センター未来人材育成部門長の伊東幸子教授が閉会のあいさつをし、柳瀬さんが参加学生のこれからの東工大での生活を応援する言葉で締めくくりました。
（レセプションは）とても素晴らしく、日本文化との良い出会いになりました。
見事な会でした。東工大に入ってとても良かったと思いましたし、イベントを準備してくれた皆さんに感謝します。
楽しめたし、有益な経験になりました。運営と部活の皆さんのご尽力に感謝します。
（レセプションは）とてもよかったし、よく準備されていました。すべて楽しめましたが、特に、剣道部と空手部の実演が良かったです。また、茶道も興味深かったのですが、柱があって、少し見にくかったです。とはいえそれ以外は、とても素晴らしかったです。お土産をありがとうございました。
留学生歓迎レセプションはとても良かったです！ ぜひ続けてもらいたいと思います。学生が仲間を作り、ここでの生活に早く馴染むための良い方法です。私はコロナ禍の最中に入学したので、このような機会はまったくありませんでした。本当に違っていました。私はとても孤独感を覚えましたし、当初の交際範囲はとても小さいものでした。非常につらい経験でした。この歓迎会に本当に感謝します。ありがとうございました。
留学生を歓迎するため、教職員や学生たちにご尽力いただきとても満足しています。ありがとうございました。
東工大に歓迎されている感じがしました！
温かい歓迎を受けました。とても楽しかったです。
親切な学長にお会いでき、日本文化に触れる機会をいただき、ありがとうございました。
記事に使用した写真の一部はTPGのアユーブさんより提供されました。
