東工大ニュース
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東京工業大学 情報理工学院 情報工学系の瀧ノ上正浩教授が、1月22日(日)23:30~放送予定のNHK Eテレ「サイエンスZERO」に出演します。
「サイエンスZERO」は、私たちの未来を変えるかもしれない最先端の科学と技術を紹介する番組です。今回は、DNAで情報処理をする最新技術「DNAコンピューター」の研究が紹介されます。
DNAは、私たち生物の遺伝情報を保持していることが知られているように、情報を持った物質です。私たちの研究室は情報分子であるDNAの物理学を情報科学に応用し、分子コンピューターの構築を進めてきました。分子コンピューティングは、分子の情報処理能力の解明、ナノサイズのコンピューター、分子ロボット、大容量データストレージ、人工細胞、核酸医薬など多岐にわたる分野へ展開できることや、新しい材料に関する物理学や情報科学の観点で注目されています。今回は、当研究室の最新の研究成果である、DNA液滴によるコンピューティングと人工細胞の研究について紹介していただくことになりました。